わくい電器のスタッフブログ
2023.10.01
エアコン工事に追われた猛暑がやっと落ち着いて失敗例を!(^^;
残暑お見舞い申し上げます。ここの所の猛暑もやっと落ち着いて参りました。また大変ご無沙汰をしておりました。
今年は、エアコン工事主体の現場に追われる日々に、頑張って参りましたが、時にはミスもありました。(^^;
このブログでも、今までエアコン工事を多く取り上げていますので、今日は失敗例をご紹介いたします。
この現場は、鉄筋コンクリートのオフィスビル地下室で、新規エアコン設置工事のご依頼でした。
室外機は1階外に設置して、室内機は地下室設置ですから、配管を新規に地下から屋外へしなければなりません。
その過程で、配管を通すコンクリート穴あけ3ヶ所、ドレン排水穴あけ1ヶ所が必要になりました。
協力会社で配管用の穴あけは無事終わり、排水用穴あけをする時、ビルの構造上床のコンクリート下には
水を貯める為の桝があるだけと聞いていましたので、最適なスペースにコンクリート穴あけをしたところ
途中になんと電線管が通っていたのが分かった時は既に遅し。広い床スペース内部のピイポイントの配線を
切断してしまったのでした。本当に奇跡的な失敗でした!m(_ _)m
改めて、失敗が無いようにコンクリート内部調査の為レントゲン撮影を行いました。
写真1:レントゲン撮影の様子
写真2:レントゲン撮影の結果、内部配線の具合と再度穴あけ場所を墨出し。
写真3:大き目にギリギリの深さで穴あけし、上には正規にドレン排水穴あけ完了。
その後、揚水ポンプの電源と特定して、切断した電線管から電線を取り出し接続修復しました。
今回の件で、大丈夫と言われても電線は何処に走っているかわかりませんので、レントゲン撮影の
必要性を感じた貴重なケースでした。今後現場によっては出張レントゲン撮影実施。ただし高額です。
以上、稀なケースですが失敗を教訓として、今後の仕事に生かして参りたいと思います。